吉川 烏泊の妖怪 Woman ghost in Karasu-domari-tunnel


天保2年(1831年)に 江戸幕府が 墓石制限令により 庶民の墓石の設置許可をする 前の烏泊は 村の人達の風葬地でした。悪性の流行病が流行った時に 死が迫った女が 病気の蔓延を 防ぐために 風葬地に 投げ打ちされ、病と 餓えの苦しみの中  無数 の烏に 啄まれTuimabareながら 命を終えました。成仏するに 成仏できぬ思いで死んだ 女の霊は 烏泊を 彷徨いSamayoi 通行者に 祟りました。吉川八幡宮の神主が 祈祷すると 白い烏が8羽現れ 黒烏を追い払い、女の悪霊を 烏泊山に 封印しました。時代が 過ぎ近世 ここにトンネル が通されると、出口が見える程に 短いトンネルな のに交 通事故が 頻繁に起こりました。あの若い娘の悪霊の封印が トンネルを掘る際 重機による掘削で 破られ、トンネルを 潜る車の運転者を 惑すからだと 噂されました。

ある時 乱暴に バイクを運転していた若者が、この幽霊に 取りつかれ、トンネルの手前で 転倒し 運転していた若者が 死亡しました。犠牲者の家族の者が 交通安全地蔵をトンネルの近くに奉納すると、女の悪霊は 自分が供養されたと勘違いしたらしく  祟りは 弱まり 今では 交通事故は起らなくなりました。「烏泊トンネルで作業中の人より口伝」   8羽の白烏:黒山八幡宮を 吉川に 遷宮する時、烏泊に現れたとされる霊鳥です    烏泊トンネル:吉川大原2128番地の北、北緯34度47分54秒東経133度44分46秒 吉川八幡宮が黒山より遷宮した時、烏が 松に止まったとされる為 烏泊の地名が 付いたと 伝説されます。この地は かつての鳥葬地なので、死肉を求め カラスが 良く 集まったのでしょう。

烏泊山:吉川の南端 黒山との境 北緯34度47分26秒東経133度44分55秒    交通安全地蔵:トンネルの約50m吉備高原都市側 右手ガードレール向う 北緯34度48分0秒東経133度44分45秒    烏泊トンネルの都市伝説:カラストンネルで 殺人事件があって その被害者の幽霊が現れるカラストンネル(烏泊トンネル)の心霊現象&心霊体験 https://shinrei-spot.info/?p=3394 女性の幽霊が 彷徨っているという烏泊隧道(カラストンネル):岡山の心霊スポット【畏怖】 (haunted-place.info)」 殺された女性の霊が 彷徨っているらしく カメラ2台と 撮影用ライトの電源が入らず、携帯電話で写真を 撮っても ピントが 合わっず、トンネル入り口の岩肌で 赤い発行体が トンネル入り口左上辺に 幾つかの顔のような物が撮影できた岡山いろいろ情報 心霊スポット探索 烏泊トンネルwww5.hp-ez.com/hp/gurouman/page46」   著者の体験では、 トンネルは短く 出口も見通せ トンネル内は 明るく見えたので 歩いて  無灯で トンネルに 侵入しようとしたら、一瞬に 視野が失われました。トンネル内は 音が良く響き (鳴龍現象:木霊)、遠くで 鳴いているカラスの聲が、はっきりと 近くで鳴いているように 聞こえました。何度も トンネルを 出入りしたが、女妖怪に出合う事は ありませんでした。     平成27年(2015年)10月17日