上田東 山の神峠 Yamanokami-touge "god of mountain-pass"

本宮山 山神宮Yama-no*kami-guu shrineは かつて、上田西丸山2394-22番の畜産センター有限会社岡山県ブロイラー加茂川農場 )辺りの 県道高梁建部線沿いにありました。それで この地を 山の神峠と 呼ぶのです。道路拡張工事の時に 障害となったのですが、村人達も 化気神社も 円城寺も 山の神が気難しい性格である事を 知っていたので どこかに 遷宮する仕事を 引き受けようとはしませんでした。御祭神の事情を考慮し しかたなく、山の神峠の隣地の地主であった 小倉豊市は 昭和20年~30年頃に 眺望の優れた自分の持ち山に 遷宮する決心をし 山の神宮に 詣でてお祓いをしました。「下加茂村人より口伝」


本宮山 山神宮Yama-no*kami-guu shrineはかつて、上田西丸山r2394-22番の畜産センター有限会社岡山県ブロイラー加茂川農場辺りの 県道高梁建部線沿いにありました。それで この地を 山の神峠と 呼ぶのです。道路拡張工事の時に 障害となったのですが、村人達も 化気神社も 円城寺も 山の神が 気難しい性格である事を 知っていたのでに 遷宮する事を 引き受けようとはしませんでした。しかたなく、山の神峠の隣地の地主であった 小倉豊市は 昭和20年~30年頃に 自分の持ち山に 遷宮する決心をし 山の神宮に 詣でてお祓いをしました。すると その夜に 豊市の夢に 祭神達が現れ、山の神宮の祭神達も 神の山峠に 住んでいる事に不満だったので、ここぞとばかり 口々に 持論を 展開したのです。大山祇命は「わしは 山の神なので 海を見た事がない  ここは 眷属の狼も 近寄らん  瀬戸内海が 見え  かつ神の使の狼も住める 所が良い」と 要望したのです。娘の 木花咲耶姫は「うちは 毎年12人の子供を 育てるので 忙しいの  12人の子供に 1か月ずつ世の中を守らせるの  アッ大変  子供がお乳を 欲しがってるから お乳代わりの甘酒 作りを 手伝 って  それに旦那は 嫉妬深いの  子供が 生まれる度 にわしの子か と疑うのよ   疑いを晴らすのに 大変だったの  お仕事もあるのよ  お父様 に代わって12の付く日には 日本中の木の数を 数えるの  だから 年末は大忙し  邪魔したら どこに倒れるか 解らなないような 変に曲がった木を 倒して 圧し潰してあげるわ  特に三股になっている木に 気を付けてね  富士登山も浅 間登山 等の日程もあるのよ   妹と違って 花の命は 短いのよ だから 月経の時はイライラするの イライラから 解放される所にして」と まくし立てたのです。姉の磐長姫は「ブスなので お婿さんなんて来ないから 静かに 過ごせる 小さい家にして  うちより醜い 女子を 召使にしたいから紹介して」と 頼みました。小倉豊市は 畏まって 大山祇命に「昔 吉備津彦命が脳の病を患ったとき 療養していた牛窓に 霊光を 放った 本宮山の頂上に お連れ申します  眷属の方々の好物を お神酒とお塩を木を切るたびに お供えします」と 答えると 大山祇命は 快諾しました。

木花咲耶姫には「鬱積の晴れる眺望の良い所に お連れします」と 答えると 快諾しました。磐長姫には「山に祀る前に 世の中で最も醜い顔をした オコゼの女子を奉納します。厳島神社市杵島姫神Itikisima-hime-nokamiが〔こんな醜い顔のものが いたのですか 神功皇后Jinguu-kougou様の船を 担いで 玄界灘から新羅(Siragiに乗り込んだのですよね  新羅の兵隊さんも 驚いて国の半分位い奥に 迄退くはずね   醜い ほんに醜い〕とおっしゃったと 聞き及んでおります」と告げると 磐長姫も 快く承諾しました。それで 山の神宮を 本宮山頂上 に 遷宮しました。3柱の親子の神々は 大満足でした。夢から覚めると 豊市は山の神宮を 本宮山に遷宮しました。「下加茂村人より口伝」を基にした物語 山の神峠:下加茂から484号線を北上し 吉備高原北部広域農道奥吉備道との交叉点 下加茂と上田西の境 北緯34度52分55秒東経133度50分30秒のストックファームの北方 本宮山:本宮山頂上 北緯34度54分13秒東経133度50分43秒 海神社 山の神宮 龍王宮が祀られています 火打:上田西2391番地 御所ヶ畝:上田西2393番地 丸山:上田西2394番地 山ノ神:上田西2173・2175番地

 

オコゼが軍艦ぶって西に西に流れる Stingfish affects warship and swims toward the west & toward the west “frightful unlovely daughter”


「毎年、作物が それなりに取れるのは、山の神様のおかげじゃ 有り難い事じゃ」と 村人は、田の神と山の神に 感謝し田の近くの峠に 山の神を祀り、この峠を山の神峠と 呼んで 毎月12の日に 祀りをしていました。この峠からの見晴らしは 悪く神様は この地に祀られるのを 嫌がっていました。だから熱心で なかったので、良い作物は それなりにしか 取れ無かったのです。ある祭の日、醜男Buotokoな若者が  粗末な食べ物を 供え、母の病気を 治したいのでおいしく栄養の高い作物を 育ててくださいと お願いしました。神様は「こぎゃあな 粗末なお供え物で、大きな望みを 聞けと言うのか」と 怒り男の前に 鬼の姿をして現れ 祟ろうと しました。しかし神様が ふと男が腰に付けた竹の皮で巻かれた弁当を見ると、竹の皮の隙間から見えた食べ物は 樹の根や 野草の混ぜご飯でした。神は 驚き「お前の母は 何を食べている  それよりも 粗末な物を 食べているのか」と 尋ねました。男が「母には 神様にお供えしたと 同じ物を 食べさせております これが わしのできる 最高の食べ物です」と 答えると、山の神は 何も言わず 消えて行きました。次の日の祭りの日の朝早くに ドスンと大きな音がして 山の神峠から 40キログラムはあろうと思われる 大岩が 飛んで来 て男の前に落ちました。男は たまげましたが 神様からの贈り物だと信じ 家に持って帰り、床の間に 祀りました。すると岩は 娘に変身し「父が あなたの嫁になれと 言うのでまいりました 末永く可愛がってください」と 言うのです。岩が変化した娘を見る と鬼瓦Onigawaraのような面立ちでしたので 尻込みしましたが「神様の化身であるかも知れない  粗末に扱えない」と 思い家に 置いて大切に 扱ってやりました。すると、娘が育てる作物は 良く育つので、男は「神様でなければ 良い嫁になるのに」と 喜びました。次の年も 無事に 田植えが 始まるので、山の神様を お迎えしようと 峠の山の神の宮にやって来て お祈りを 捧げました。山の神様は 娘の縁組に 成功しそうなので 上機嫌で 里に出て来ると、水を張った田んぼを見て 回りました。それを 見つけた 山の神の娘は 喜んで走り出し やって来ました。ところがあろうことか 岩の神様である娘は 石に躓い(て スッテンコロリンと 転びました。「あっ 大丈夫ですか」「ええ 大丈夫です」と 声を 掛けあった後、娘は フッと田の水に写った自分の顔を 見てしまいました。自分の顔を 見るのは 始めてでしたが その顔の何と 醜い事でしょう。「自分が 醜いとは聞いていたが、こんなとは思わなかった  これが うちの顔 こんなにぼっこい酷い顔じゃもの 嫁に行っても 追い返されるわけじゃ  あの人も 醜いが あの人より 遥かに醜い  うちが 醜いあの人に 不満を抑えて我慢して付き合っていると 思ったのに 我慢していたのは あの人の方じゃった」と 恥ずかしくなり、娘は 顔を隠し 一目散に走って 山の神峠に 逃げ帰りました。社へ逃げ帰った娘は「うちの顔を もうあの人に 見せるのは耐え切れない   嫌(yaじゃ  嫌じゃ  恥ずかい」と そのまま閉じ籠りました。男は社の前で「あなたは 確 かに醜女じゃ  じゃが神様の娘と薄々気付いていたので、畏れ多くて 嫁にできないでいた  あなたを失いそうな事になって 初めてあなたを 愛おしんでいた事に気付きました   神様のあなた様には 失礼な事じゃが あなた様を失いたくない   嫁になってくだされ」と 頼みましたが、娘は「うちを 好きじゃのうて、うちの父さんが 好きなんじゃろう うちの父さんに 田の神を してもらわねば おえんけぇ 嫌々うちを 嫁にしてやると 言ってるんじゃろう  出戻りの こぎぁな顔の女子を 本真honmaに愛する男がいる筈hazuが無ぇ」と言って 取り合ってくれませんでした。仕方なく山の神様に助けを求めると「教えてやるとも 世話は無ぇ  じゃがのう そのお返しと言うのも 厚かましいが 本宮山に 移り住ませてくれ   あそこには 龍王も 住んでいるけぇ協力して 田畑を 守ってやる  娘の事じゃたのう  娘より醜い女子を 見つけて来ねぇ  そうすりゃぁ 必ず 機嫌が直る  娘の事は お見通しじゃ」と 言いました   お多福のような娘や 火男Hyottokoのよう醜男っぽい女を連れて来ましたが「止めてぇな  うちの顔は お亀様寄りと美しいと言うんか  ひょうたくらんで」と泣いて 拗ね(るばかりです。お岩さんの様な顔の女を 連れて来ても「こんな美しい女子を 連れて来て」とついに怒り出しました。再び 相談された山の神様は 海の神様でもあったので「女心は わしには解らん」と 前言に 矛盾した事を言って 友達の玄界灘の海の神様の市杵島姫Itikisima-himeに相談しました。市杵島姫は 姉妹の田心姫Tagori-hime神媛Tagitu-himeを呼んで おブス談義を 散々にしました。「天鈿女Ame-no-Uxzume(お亀 お多福)は おブスよね」「ダメダメ  お色気ムンムン 猿田彦さんがメロメロよ 磐長姫様のお相手が悩殺される思うわ 」「茨木の道祖神様は 物凄いおブスと聞くわ」「ダメダメ 身分を隠し独身ぶっって弁天様に 横恋慕する 猿田彦様とその奥様(弁天と習合)らしいわ」「葛城の一言主様も 夜にしか働かない程の 人見知りのおブスよ」「神変大菩薩Sinben-daibosatu様に  地下に 封印されていて 出てこれないわ 怠け者で 恨みがましいし 一言が  多いと言うのよ  それも 問題よね」「足利の板倉神社の神様も 人に見られるのが 嫌がるのよ 夜にしか出歩かないと言うわ」 等と 自分達が 美人で評判高い事を 良い事に もう 大はしゃぎでした。そして「息長足姫 Okinaga-tarasi-hime)(神功皇后)様  男勝りな神様よね  どうかしら」「旦那様をお殺しになった  性格の問題じゃぁ無いのよ アッ いたわ 眷属Kenzokuのオコゼ 一押よ  神功皇后様の船を 背中に 乗せて 軍艦ぶって 西に西 に新羅 に流れて 攻めていったお魚」「そうそう」と 同意すると、市杵島姫は 大山祇神様に「鬼瓦よりも醜いオコゼと言う魚がいますわ」と報告しました。

大山祇命は 男に「ヒメオコゼを 姫に見せてやってくれ」と言うでので、ヒメオコゼを 磐長姫に捧げると 磐長姫は 目を凝らして見つめ「ハハハ 勝ったわ   私より醜いものがいたわ  なんでもおっしゃい  一つしか叶えて 上げられない岩山神社けど 必ず叶えて 上げるわ それが 私のやり方 二つ以上は 絶対ダメよ  女神 に二言はありません」と言いました。男は「山の神様は 山の神宮の 遷宮を 願っている  磐長姫様を嫁にしたい  弱った  どっちをお願いしよう  山の神宮の遷宮は 一度だけしか できないし、小難しい山の神様の遷宮のやり方を まかり間違えば 祟られるので 今の自分以外に 遷宮が できる人はいない  嫁にできなくても 磐長姫様には いつでも会える  遠くから見つめるだけの愛も 心 を高ぶらせせる  一生恋心を 持ち続ける方が 結婚して 愛に慣れるよりは きっと良いだろう  心を 焼き尽くしたい」と思い、本宮山に「山の神様と一緒に移っください」と 願いしました。巌長姫は 父の強い願いを 知らないでいたので「しまった 嫁に来てくれ と言うと思ったのに しかし神である私に 過ちがあってはいけない 巌のように固い意志を持つとされる神だし、おまけに 二言はないと言い切ったわ」と 泣く泣く 遷宮される事に 同意しました。山の神の大山祇命は「困った性格の娘だ」と しながらも、山頂から 麓の田畑が 見張らせ、楽もでき こまめに 面倒を 見てやり 本宮山辺りの農家は 栄えさせました。神様が 大山祇神で 山や稲の神海の神ばかりでなく、牛馬の神様であったので 牛も飼って見ようと試みる人も 現れました。「下加茂の村人との冗談話」を基にした物語  

山の神峠:下加茂から484号線を北上し広域農道との交叉点北緯34度52分55秒東経133度50分30秒のストックファームの北方 本宮山:本宮山頂上 北緯34度54分13秒東経133度50分43秒 海神社 山の神宮 龍王宮が祀られています  オコゼが軍艦ぶった女・オコゼが軍艦ぶって西に西に向かうような女・オコゼが軍艦ぶって西に西に流れるような女:見るに堪えないおブス 関東では鬼瓦と表現されます フリア・パストラーナ:多毛症に苦しんだ女性     平成25年(2013年)4月24日