祓戸神社 (仮称) Haraedo-no-kami-sha
祓戸大神Hsraedo-no-ookamiは 日本神話の神産みの段で 黄泉から帰った時に 伊邪那岐が 禊をしますが、その時に 化成した 禍事・罪・穢れを消し去る 神々の総称です。国土に 生じた天津罪・国津罪を 天津神・国津神が 祓い清めると、その諸々の禍事・罪・穢れを 瀬織津比売Seoritu-himeが 川から海へ流すと、速開都比売Haya-Akitu-himeが 海の底で 待ち構えていて 諸々の禍事・罪・穢れを 飲み込みます。すると 気吹戸主Ibuki-nusiが 速開津媛命が 諸々の禍事・罪・穢れを飲み込んだのを確認して 根の国・底の国に 息吹を放ちます。そして 速佐須良比売Haya-Sasura-ihimeが 根の国・底の国に持 ち込まれた 諸々の禍事・罪・穢れをさすらって 消滅させます。「https://ja.wikipedia.org/wiki/祓戸大神」「https://ameblo.jp/shimonose9m/entry-12011759475.html」 天津罪：素戔嗚尊が 高天原で犯し 農耕を妨害した罪の事です 畔放Ahanat:（畦を壊し田の水流出させる） 溝埋Mizo-ume（田に水を引く溝を埋める) 樋放Hi-hanati（田に水を引く管を壊す) 頻播Siki-maki（他の人が種を蒔いた所に 種を 蒔いて作物の生長を妨げる) 串刺kusi-sasi（収穫時に他人の田畑に杭を 立てて自分のものと主張して 横領する 或いは 田に障害物を埋める) 生剥Iki-hagi（馬等の 皮を 生きながらに剥ぐ 家畜を殺す） 逆剥Saka-hagi（馬等のの皮を 尻の方から 剥ぐ 家畜を残虐に扱う） 糞戸Kuso-he（神殿等の祭場を 糞等で汚す 生ままの糞尿を 撒き 作物の成長を遅らせる） 国津積：血の穢れを 起こす行為 身体的異常 反社会的な性行為 天災 他人の生命財産を損なう呪いの事です 仏教伝来以前の日本では 穢れと 罪と 天災は 因果論によって 不可分の関係であったようです 生膚断Iki-hadati（人の肌に 傷をつける 傷害罪) 死膚断Sini-hadati（死人の肌 に傷をつける 死体損壊罪) 白人sira-hito（肌の色が白くなる病気 白斑或いはハンセン氏病) 胡久美Ko-kumi（瘤ができる 或いは「くる病」） 己Onoが 母 犯せる罪（近親相姦 上通下通婚Oyako-tawakeの一種） 己が子 犯せる罪 ( 実子との相姦 上通下通婚の一種) 母と子と犯せる罪（ある女と性交し その後その娘と相姦する 上通下通婚の一種) 子と 母と 犯せる罪 (ある女と性交し その後その母と相姦する 上通下通婚の一種) 畜 犯せる罪 (獣姦する 「馬婚Uma-tawake」「牛婚]「鶏婚」「犬婚」等） 昆虫Hau-musiの災 （毒蛇や ムカデ サソリ 等による災難) 高つ神の災 (落雷等の天災) 高つ鳥の災（猛禽類による 家屋損傷等の災難） 畜仆しKemono-taosi（蠱物Maji-monoする罪 則ち家畜を殺し その屍体を用い 他人を呪う蠱道Kodou）
田土 疫神八十禍津賣神社 Yakujin-Yasomagatume-jinjya
高梁御津線（３１号線）を 川合神社から 西に向かうと 宇甘川が迫る所に 土生橋が 架かっているので 渡り 大きくＳ字状に曲った後 ドンドン登ると 賀陽土生庭園が 有ります。西に向かう分岐は 直ぐに2つのＴ字路になるので 道なりに進み 田土屋シキ3700番地を 右手に見て 山道を登ると 北緯34度51分19秒・東経133度43分9秒に地蔵菩薩が 祀られています。左手に 荒神宮の鳥居が立ち 鳥居の奥上に 一宮社が ２社建ちます。左の社は 瓜尾荒神社で 右の社のなかには 更に 一宮社が ２社あります。その左の社は 護王神社で天太玉命 天児屋命 天鈿女命が 祀られており、また 経津主神社であり 疫神八十禍津賣神社Ekijin-Yaso-magatume-no-kami-syaです。その右の社は 経津主神社です。 神八十禍津賣神：伊弉諾命が 禊を行った時の 垢から 化成した神々である八十津禍津日神Yaso-Magatuhi-no-kamiの事でしょう 厄払いの神ですが、祓戸大神に 含まれません 荒神前：田土３７４２番地 荒神脇：田土３７４３・３７６８・３７６９番地 荒神前：田土３７４２番地 荒神奥：田土３７６４－３７６７番地 平成２９年（２０１７年）９月５日
湯山 極楽寺に建つ六柱神社 Roku-hasira-jinjya in Gokurakuji
総社賀陽線 (５７号線）から ４８４号線の湯山橋を渡り 湯山川に沿い 南西に進むと、行森 清水 茶屋を過ぎ 極楽寺集落に至ります。湯山梅ノ木2729番地の南西に 極楽寺集会場が建ちます。集会場には 極楽寺木野山神社 極楽寺荒神社が 祀られているそうです。その集会場裏の山道を北西に登ると 北緯34度50分0秒・東経133度43分9秒に観音堂が建っており、その隣にお堂が立ち堂内に一宮社が２社あります。一社は六柱神社で もう１社は荒神幸魂Yuki-mitama社です。 六柱神社：極楽寺六柱神社の祭神は解りません ちなみに 大分県大分市佐賀関町285番地 北緯33度14分48秒・東経131度51分39秒の六柱神社 （早吸日女神社Hayasui-hime-jinjya）の祭神は 六柱大神 即ち八十枉津日神Yaso-Magatuhi-no-kami 大直日神Oo-Naobi-no-kami 底筒男神Soko-Tutuo-no-kami 中筒男神Naka-Tutuo-no-kami 表筒男神Uwa-Tutuotutuo--no-kami 大地海原諸神Ootoko-Ùnabara-moromoro-no-kami の六柱の総称です。 伊邪那岐命が 黄泉國Yomotu-kuniから 逃げて来て 竺紫Tukusiの日向Himukaの橘Tatibanaの小門Odoの阿波岐原Awagi-haraで 汗垢Kegareを滌ぐsusuguと、汗垢は 八十禍津日神（禍Maga・邪 即ち罪により 生じる 災禍を 用いて 誤りや 不正を よう努力させる神）となりました。すると大直日神（禍を見直し 聞き直して 誤りや不正を 正そうとする心に 現われる神)が 現れました。更に水底 水中 水上で滌ぐと墨江之三前大神Sumie-no-e-no-mimae-no-ookami 則ち住吉大神（底筒男神・中箇男命、表箇男命の総称：澄んだ入り江の神々）が 現れ身を清めました。そして 大地海原諸神（綿津見三神：表津綿津見神 中津綿津見神 底津綿津見神 等の総称だろうか）が現れ更に身を清めました。神直日神Kamu- Naohi-no-kami 大直日神 伊豆能売神Izu-no-me-no-kami（八十枉津日神Yaso-Magsatuhi-no-kami-） 表筒男命 中筒男命 底筒男命 表津綿津見神 中津綿津見神 底津綿津見神の九柱の神を 祓いの神とする場合があります。 「www.genbu.net/saijin/watatumi.htm」「nihonsinwa.com/page/698.html」 宮脇：湯山２６４４番地 極楽寺：湯山２６４５番地 堂ノ前：湯山２６７２番地 坊・ホウ・ボウ：湯山２６８７・２７５４番地等 梅木・梅ノ木：湯山２６８８・２７７５番地等 平成２９年（２０１７年）８月２４日
吉川 吉川神社の塩垢離大明神社 Siokori-daimyoujin of Yosikawa-Hatiman-gu
北緯34度49分1133度45分0745分7秒 吉川苅尾3932番地に 吉川八幡宮が 建ち、多くの摂末社社が 合祀されています。その中に塩垢離大明神社Sio-Kori-daimyoujin・垢離取大明神社Koritori-daimyoujin-shaが あります。吉川八幡宮の項目を参照ください。 河内田大明神・塩垢離大明神：祭神は 祓戸四神です 川の瀬で待ち構えている 瀬織津比売神Seoritu-hime-no-kamiが 人の罪を 川から 海まへ流すと 流れて来た罪を潮流渦巻く海で 待ち構えていた 速開都比売神Haya-Akitu-hime-no-kami 呑み込んでくれます 呑み込まれた罪は 気吹戸主神Ibuki-do-nusi-no-kamiに渡され 伊吹に乗せて 地底の国に吹き込んでくれます 地底の国で 待ち構えていた 速佐須良比売神Haya-Sasura-hime-no-kamiは その罪を持って流離うsasurauと 其の内 罪は消え去ります。
大明神：吉川４３９４－４３９９・４４０２－４４０５番地・鳴滝湖の西岸 平成２４年（２０１２年）７月７日