高谷 森神社の粥管祭 Festival of rice-gruel fortune-telling over a rich or poor harvest  for the year at Mori-jinjya shrine

天明の大飢饉にあった時、この地の農民も 凶作に苦しみました。そこで 農民は 年々の作物の豊凶を知ろうとして 占いを始めたとされます。毎年2月第2日曜日に 鍋の中に洗米と 女竹の竹筒を入れ 竹筒へに米粒の入り具合でその年の作柄を占います。高谷大谷の森神社高谷森免306-1番地12-1の南西約160m)の境内に 四本の竹を立て しめ縄を張り その中央に竃を 置きます。水を7分目入れた鍋の中に 洗米を 5勺 入れ10㎝程の女竹の筒に 早稲 中稲 晩稲 木綿 畑物の符号を付けて入れ 蓋をしてから 火入し 20分程 粥を煮上げます。宮司が 竹箸で 竹筒5本を取り出し 神前に供えると 氏子の目前で 竹筒を二つに割って粥の入り具合を調べます。竹筒に ほぼいっぱい入る場合を9合 殆どは入らない場合を零合と定めます。より多く入った作物を優先して作付けします。【森神社 粥管まつり】アクセス・イベント情報 - じゃらんnet (jalan.net)」「おかゆを炊いて作柄占う「粥管祭り」今年は心配な結果に…岡山・吉備中央町 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送

同じ方法で 神護寺でも正月15日に 粥管祭が行われます。神護寺に 江戸時代から伝わる伝統行事です。境内に 4本の竹を立てた結界の中で 大釜を備えます。釜には 米 大豆と印をつけた竹筒4本を 入れて 約40分間 強火で炊きます。竹筒には それぞれ稲の品種や 畑作が 記されています。筒の中に入った粥の粒数が多い程  作柄が良いと占なわれます。

https://www.ksb.co.jp/sp/newsweb/detail/12217」平成25年(2013年)2月19日