茶栗柿麩 Tya-Kuri-KAki-Hu"Tea-chestnut-persimmon-wheat gluten baked"


昔 とても 頭脳に 問題のある子がいました。親は 何もさせず 遊ばせてばかりいるのでは 困ると考えました。物売り位は 出来るだろうと 思い、畑で採れた茶と 山で採れた栗と柿と 自家製の麩Huを 売らそうとしましうた。息子は 商品を 持って 売り歩き始めました。子は品 物を一つ一つ 呼ぶのが 面倒だと思い、縮めて 一気に「茶栗柿麩 茶栗柿麩」と 売り声を掛けて 売り歩いたのです。売り声を 聞く人にすれば、何の事か解らないので 一つも 売れませんでした。息子が ふてくされた顔で 大きな荷物を 大儀そうに持ち 帰ると、親は なぜに 一つも売れないのか 不審仁思い、息子に「どんな売り方を したのか」と 尋ねたのです。

息子は「茶庫裏垣布 茶句鯉花器釜 と売り声を 上げて 売り歩いた」と言ったのです。親は「ハハハ  ほんまに 馬鹿じゃのう  そんな 売り声では 売れるはずなんぞないぞ   品物を くっ付けて呼んじゃぁいけん  茶は茶で別に 栗は栗で別に 柿は柿で別に 麩は麩で 別にして 売り声を  上げて売りんせぇ」と 教えました。次の日 息子は「今日は たくさん売ってやるぞと 勢い込んで「茶は茶で別々に 栗は栗で別々に 柿は柿で別々に 麩は麩で別々に」と売り声を 掛けて売り 歩きました。今度も、誰も 何の事か 解らないので、買ってくれる者は いなかったのです。親は なぜ売れないのか尋ね、売れない理由がわかると「馬鹿に付ける薬はない」と 言いました。すると、息子は「付ける薬が ないなら、飲む薬でも 良いから くれよ」と 言ったそうな。「北村人より口伝」 似たような物語は「相生市の昔話(06)-茶・栗・柿・麩 (ふ)」等 岡山を含め各地有ります。「【茶栗柿麩 【デジタル絵本】】 - デジタル岡山大百科 | 郷土情報ネットワーク (pref.okayama.jp)」「茶・栗・柿(ちゃくりかき) 吉四六さんのとんち話 <福娘童話集 きょうの日本昔話> (hukumusume.com)」  平成23年(2011年)9月7日

 

ちゃっくりがきぃふ TEA-CHESTNUT-PERSIMMON-WHEAT GLUTEN BAKED


「茶栗柿麩 パッピ プッペ ポ チャンチキチ―ン ドドォ―ン」「茶栗柿麩 パッピ プッペ ポ チャンチキチ―ン ドドォ―ン」「ちゃっくりがきぃふ ぱっぴ ぷっぺ ぽ チャンチキチ―ン ドドォ―ン」「ちゃっくりがきぃふ ぱっぴ ぷっぺ ぽ チャンチキチ―ン ドドォ―ン」「ちゃっくりがきぃふ ぱっぴ ぷっぺ ぽ チャンチキチ―ン ドドォ―ン」「ちゃっくりがきぃふ ぱっぴ ぷっぺ  ぽ チャンチキチ―ン ドドォ―ン」楽しいね。楽しいね。楽しいね。楽しいね。ちゃっくりがきぃふ / 桂 文我【話】/梶山 俊夫【絵】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)」  平成23年(2011年)9月7日